cloudropのロゴはLogoTournamentで、アメリカのtsquareさんという方につくっていただきました。と言っても、全く面識ないんですが。
LogoTournamentはコンペ方式で世界中の人にロゴの制作をお願いできるサービスです。
いわゆる、ロゴ制作に特化したクラウドソーシングサービスです。
最低報酬額が$250で、30エントリーに達しなかった場合には返金制度もあります。
詳しくは、このサービスを利用するときに参考にした以下のブログをご覧ください。
利用して感じたことを書きたいと思います。
デザイナーの数が多い
利用して感じたのは、圧倒的に制作者の数が多いこと。
何人登録しているのか数字で出せないので推測の域を出ませんが、英語がネイティブでない国の人も多く参加していて、英語ベースのクラウドソーシングの層の厚さを感じました。
日本にもLancersやC-Teamなど、クラウドソーシングのサービスがありますが、コミュニケーションが安心してできる反面、応募数が限られる問題があります。
ことロゴ制作に限っては、「ロゴに母国語を利用してほしい」などの要望がない限り、制作の進行にあまり影響がないのも功を奏していると思います。
下地を白にしてほしい・・・なんてことは、background-color: white,ok?的なもので十分通じます。
安い
今回は賞金を$300として募集をかけました。
手数料として約3%、$9.27が上乗せされた金額が支払い金額で、先月13日のpaypalの為替レートで98.66円/ドル、30,512円でした。
最終的に312個のロゴを応募してもらったので、1個当たり約97.8円。
これは爆安です。
ロゴ制作でググると、「2バージョンまで無料で作ります。その後、気に入った方のロゴをベースに本制作を・・・」みたいなサービスをやっている会社がありますが、お願いする方からすると、イメージがざっくりとしか決まってないのに2バージョンから選ぶなんて怖くてできないし、無料で作る方にしたら普通に手を抜くだろうから、安くできるかもしれないけど、いいものができる可能性は低いと思うんですよね。
質も含めて考えると、数がある分、いいもの(好みに合ったもの)が安くできる思います。
それから、権利関係も明確で、賞金と引き換えに所有権の移管に関する覚書が電磁的に結ばれるようになっています(これが法律的に有効なものなのかどうかは不明)。
データもEPSで入稿してもらえるので、名刺に使ったり
印刷:オフセット印刷、表 モノクロ1色、裏 カラー1色。
YMCardにて100枚1,800円(送料込)
faviconやiPhone用アイコンなんかにも加工することができます。
ちなみにコンテスト(コンペ)は基本的に公開制で、参加者以外も見ることができます。
それが嫌な場合は、+$50支払ってプライベートモードにすることもできます。
とりあえず、ロゴ・名刺~コーポレートサイト制作を手がけるサービスを安価に提供できる気がしました。
パッケージ化できたらラインナップに加えます。