前回のリプレイスでどのくらい変化があるかを調べてみました。構成などはそちらをご覧ください。
対象サーバーをDNSから外してアクセスを止め、リプレイス作業後、DNSに再登録しました。
そのビフォアとアフターのグラフです。
Apacheのアクセス数
横軸のひと目盛は6時間なので、4日午前0時にアクセスが止まって、5日の午前2時にアクセスがもどっていることがわかると思います。(3日のアクセス数が少ないのはラウンドロビン環境下のサーバーを2台から3台に増やしたからです。5日には再び2台に戻しています。)
nginxのリクエスト数(アクセス数)
nginxも5日の午前2時頃からアクセスされ始めました。ビフォア(Apache)もアフター(nginx)もちょうどピーク時に160リクエスト程度を受けているので、アクセス数は同じくらいと考えられます。
トラフィック
ビフォアとアフターでピーク時に2Mbits/s程度レスポンスを、やはり同じように返しています。ここからも同程度のパフォーマンスを発揮していることがわかります。
I/O待ちの数
ビフォアでピーク時に7〜9あったI/O待ちのプロセス数が2程度に減少しています。
ロードアベレージ
I/O待ちが解消したことで、ピーク時に7〜8程度まで上がっていたロードアベレージがアフターでは2程度に落ち着いています。
実際は、ビフォアのApacheはWeb+APサーバーの機能を担っていたのと、MPM設定がPHPの影響でpreforkになっていたので、公平を期するためには、workerに設定したApache(mod_proxy)のWebサーバー+APサーバーで比べる必要があるかもしれません。